髄液の検査から、研修医Hくんに対する不信感が募っていた。
ただ、看護師に聞いた所、多分、これ以上に痛い検査はないと思うのでと言われたので、
あれで痛いのは最後だなぁ~~~と安堵していた。
研修医がまた、無表情で私の所に現れてこういった。
「ギラン・バレーか精密な検査をする為に○○大学(忘れた・・・)へ献体を送り検査をしてもらわなければなりません」
「採血をしたいのですがよろしいでしょうか?」
と聞かれた。
高圧的な無表情な顔を真っ直ぐに向けて淡々と語る様に「嫌です」と、答えられない状況。
まあ、今まで健康診断で色々な人から
「血がとりやすい立派な血管」
「研修1年生の実験台としてもぴったりですね」
とお褒め頂いている立派な血管なので、OKを出して身を委ねた。
手からゴムチューブを取り出し私の手に巻きつける。
またまた恐ろしいぐらい、その手から緊張しているのが伝わってくる。
指先がひんやりとしており、私に触れる指の腹の部分が冷や汗でしっとりとしている。
私の二の腕をゴムチューブでギューギューに縛り上げて、
(><)))(((><)なんなんだ~こいつは、と思って、
「痛いんですけど・・・(他の方々と比べて)」と言ったら、
「我慢してください」と言われた。
明らかに、手の動きのぎこちなさから極度の緊張感がしっかり伝わってくる。
「手の平を開いたり、閉じたりしてください。はい、グーパー、グーパー」
「いいですか、もっとしっかりグーパーしてください!」
研修医Hくんの指示に従って何度もグーパーを繰り返す。
とにかく彼をリラックスさせようと何か話題を振ろうと、
とりあえずくだらない話をはじめ、研修何年目かを尋ねてみたら、「一年目です」とかえってきた。
春の入院は危険極まりない。。。
こうやって研修生の実験台にされてしまう(´-ω-`;)ゞ
診察料から「新人研修実験台」を差し引いてもらわないと到底割に合わない。
もしかして大部屋は実験台込かしら。
もうこうなったら仕方がないので腹をくくって我慢をしていると、針がブスっと突き刺さった。
痛い・・・なんなんだこのブスっていう感じの針のさし方は・・・
それでも早く終わりにしてほしいからぐっとこらえた。
「どうですか~?血とれてますか~?」と細く聞いたら、
「いえ、血が出てきません・・・」
とかえってきた。
私はゾンビか-( ゜゜)→
それから、「場所をかえさせてください」と言われて、腕を変え場所を変えて同じ作業の繰り返しに計3回耐えた。
それでも、私の血管からは血は出なかった・・・。
私はゾンビか-( ゜゜)→
私のギランバレーという病気は血が出なくなる病気なのかもしれない・・・(-_-;)
研修医が、「ダメです、血がでません、ナースをよんできます!!」
と言って、青白い顔が余計蒼白な顔になって走って出ていった。
私はベッドに横たわりながら、研修医への私の献身的な態度に、よく頑張ったなぁ自分よ、と、エールを送って褒めたたえていた。
それから数分後に、
「誰も手があいていませんでした、僕にもう一度やらせてください」
と言って、悲壮な顔色でHくんは帰ってきた。
それから、また辛抱強く、1度耐え、2度耐え、それでも私の血は出てこなかった。
下手さの限度を越えているよ、君は凸 (-"- )
自分の腕か親族の腕で100回やり直してから出直してこ~い!と言いたくなった。
この病気がストレスに起因するものなら、またここで悪化したと思う酷い内容だった。
ストレスというのはわかりずらくて困ったものだなぁとも思った。
これにかかるストレスと病気の悪化の因果関係は掴みにくいだろう、医者には有利だなと頭の中でぐるぐる考えを巡らせた。
そして、ついに研修医は負けを認めて、もう一度ナースを呼びにいった。
彼が連れてきたナースは、私の腕にゴムをぎゅうぎゅうに巻きつける事もなく、
一度も手のひらをグーパーさせる事なく一瞬で採血を終えた。
そのナースは研修医に対して心優しく、
「この患者さん血管細いから気にされない方がいいですよ」
と言った
(◎ω◎-)
この看護師さんは大ウソつきだな~と思ったけど、
失敗した医師に慰めの言葉をかけているという意味ではとても心根の優しいエンジェルのようなナースだなと思った。
こういう言葉選びが上手い人は個人的にも好き(^^)
きっとこういう人がナースの中でも医者をゲットして妻の座を勝ち取るタイプなのではないかと感じた。
(彼女に後で聞いてみたら、本当に医師との婚約が決まって結婚間近だった、やっぱり♪)
でもここで飴だけ与えてはHくんの今後の為にはならないと思って、
私の知覚的な情報を基に横槍を差し入れした。
「先生は、針を刺している角度が、こちらの看護師さんと全然違いましたよ」
「先生の採血のは極端に言うと血管を貫通するように縦に針が刺さってましたから」
この失敗話をその後やってくる採血をしてくれるナースに語り続けたが(ただ単にストレスを発散する為)
「なんで、このわかりやすい血管で失敗するんですか!?」
「信じられない!!」
「患者にストレス与えてどうするんですかね」
と皆口を揃えて言った。
そして、私はこの一件、この研修生に一度も謝罪される事はなかった。
本当に、医者というのは・・・謝罪を嫌う欧米人のようだ。
ただ、看護師に聞いた所、多分、これ以上に痛い検査はないと思うのでと言われたので、
あれで痛いのは最後だなぁ~~~と安堵していた。
研修医がまた、無表情で私の所に現れてこういった。
「ギラン・バレーか精密な検査をする為に○○大学(忘れた・・・)へ献体を送り検査をしてもらわなければなりません」
「採血をしたいのですがよろしいでしょうか?」
と聞かれた。
高圧的な無表情な顔を真っ直ぐに向けて淡々と語る様に「嫌です」と、答えられない状況。
まあ、今まで健康診断で色々な人から
「血がとりやすい立派な血管」
「研修1年生の実験台としてもぴったりですね」
とお褒め頂いている立派な血管なので、OKを出して身を委ねた。
手からゴムチューブを取り出し私の手に巻きつける。
またまた恐ろしいぐらい、その手から緊張しているのが伝わってくる。
指先がひんやりとしており、私に触れる指の腹の部分が冷や汗でしっとりとしている。
私の二の腕をゴムチューブでギューギューに縛り上げて、
(><)))(((><)なんなんだ~こいつは、と思って、
「痛いんですけど・・・(他の方々と比べて)」と言ったら、
「我慢してください」と言われた。
明らかに、手の動きのぎこちなさから極度の緊張感がしっかり伝わってくる。
「手の平を開いたり、閉じたりしてください。はい、グーパー、グーパー」
「いいですか、もっとしっかりグーパーしてください!」
研修医Hくんの指示に従って何度もグーパーを繰り返す。
とにかく彼をリラックスさせようと何か話題を振ろうと、
とりあえずくだらない話をはじめ、研修何年目かを尋ねてみたら、「一年目です」とかえってきた。
春の入院は危険極まりない。。。
こうやって研修生の実験台にされてしまう(´-ω-`;)ゞ
診察料から「新人研修実験台」を差し引いてもらわないと到底割に合わない。
もしかして大部屋は実験台込かしら。
もうこうなったら仕方がないので腹をくくって我慢をしていると、針がブスっと突き刺さった。
痛い・・・なんなんだこのブスっていう感じの針のさし方は・・・
それでも早く終わりにしてほしいからぐっとこらえた。
「どうですか~?血とれてますか~?」と細く聞いたら、
「いえ、血が出てきません・・・」
とかえってきた。
私はゾンビか-( ゜゜)→
それから、「場所をかえさせてください」と言われて、腕を変え場所を変えて同じ作業の繰り返しに計3回耐えた。
それでも、私の血管からは血は出なかった・・・。
私はゾンビか-( ゜゜)→
私のギランバレーという病気は血が出なくなる病気なのかもしれない・・・(-_-;)
研修医が、「ダメです、血がでません、ナースをよんできます!!」
と言って、青白い顔が余計蒼白な顔になって走って出ていった。
私はベッドに横たわりながら、研修医への私の献身的な態度に、よく頑張ったなぁ自分よ、と、エールを送って褒めたたえていた。
それから数分後に、
「誰も手があいていませんでした、僕にもう一度やらせてください」
と言って、悲壮な顔色でHくんは帰ってきた。
それから、また辛抱強く、1度耐え、2度耐え、それでも私の血は出てこなかった。
下手さの限度を越えているよ、君は凸 (-"- )
自分の腕か親族の腕で100回やり直してから出直してこ~い!と言いたくなった。
この病気がストレスに起因するものなら、またここで悪化したと思う酷い内容だった。
ストレスというのはわかりずらくて困ったものだなぁとも思った。
これにかかるストレスと病気の悪化の因果関係は掴みにくいだろう、医者には有利だなと頭の中でぐるぐる考えを巡らせた。
そして、ついに研修医は負けを認めて、もう一度ナースを呼びにいった。
彼が連れてきたナースは、私の腕にゴムをぎゅうぎゅうに巻きつける事もなく、
一度も手のひらをグーパーさせる事なく一瞬で採血を終えた。
そのナースは研修医に対して心優しく、
「この患者さん血管細いから気にされない方がいいですよ」
と言った
(◎ω◎-)
この看護師さんは大ウソつきだな~と思ったけど、
失敗した医師に慰めの言葉をかけているという意味ではとても心根の優しいエンジェルのようなナースだなと思った。
こういう言葉選びが上手い人は個人的にも好き(^^)
きっとこういう人がナースの中でも医者をゲットして妻の座を勝ち取るタイプなのではないかと感じた。
(彼女に後で聞いてみたら、本当に医師との婚約が決まって結婚間近だった、やっぱり♪)
でもここで飴だけ与えてはHくんの今後の為にはならないと思って、
私の知覚的な情報を基に横槍を差し入れした。
「先生は、針を刺している角度が、こちらの看護師さんと全然違いましたよ」
「先生の採血のは極端に言うと血管を貫通するように縦に針が刺さってましたから」
この失敗話をその後やってくる採血をしてくれるナースに語り続けたが(ただ単にストレスを発散する為)
「なんで、このわかりやすい血管で失敗するんですか!?」
「信じられない!!」
「患者にストレス与えてどうするんですかね」
と皆口を揃えて言った。
そして、私はこの一件、この研修生に一度も謝罪される事はなかった。
本当に、医者というのは・・・謝罪を嫌う欧米人のようだ。
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